ハイヒールを履くことが多い女性によくみられる外反母趾。

外反母趾の原因はハイヒールをよく履くから、というわけではないのはご存知でしたか?

外反母趾はと足の親指が付け根から人差し指の方向に曲がってしまう変形のことを言います。 特に女性に多く見られます。

男性の場合は外反母趾は少ないです。女性5人に対して男性1人の割合です。

ではなぜヒールが関係ないのに男性に比べて女性が多いのでしょうか?

外反母趾の原因はなに?

外反母趾の原因となるのは単にハイヒールやパンプスなどの靴で圧迫されるから、というわけではありません。

最近では子供の外反母趾も増えてきています。その原因となるのが足指の筋力不足、筋肉の未発達なのです。

生まれたときから靴下を履かせていたり、歩くようになっても平らなところばかりを歩くことが多いため、 本来衝撃から足裏を守るために起こるはずの「足底反射」が起こらず、足の指に力を入れる習慣がなくなってしまいます。

そうすると地面からの衝撃を吸収したり、体重の負荷を守るための足裏にあるアーチを支える靭帯が緩んだり伸びたりしてしまいます。

この靭帯が緩むと親指が踏ん張れなくなり足先が小指の方に曲がってしまい外反母趾になります。

足裏の筋力が落ちた状態、靭帯が緩んだ状態でハイヒールやパンプス、他にもゆるい靴や合ってない靴を履くと、 脱げないように無意識の内に足指を上げたり指を縮めて歩いてしまいやすくなります。

指が浮いた状態で歩いていると足の指の力が地面に伝わらず、その分親指の付け根への衝撃が大きくなり、 足先が徐々に靴の形に合わせて変形することで外反母趾となります。

このように足裏の刺激不足、筋力不足が根本的な原因であるため、ハイヒールやパンプスなどの靴はあくまで二次的要因なのです。

歩き方と外反母趾

外反母趾の原因となる歩き方でよくいわれるのは「べた足歩き」です。

正しい歩き方をしている時、地面には足指と踵が接地し、踏ん張ると同時に地面をギュッと握り込むように力が入り、土踏まずは面につかないようになります。

ですがベタ足の人は土踏まずがベタリと地につき、指は浮いている状態(浮き指)になってしまっているのです。こうなると親指のつけ根にばかり負担がかかり、指が曲がっていくのです。

この状態が続くと足の指が外に向き、また歩き方が悪くなり外反母趾がまたまたきつく痛みが出てくる。この悪循環です。

 

外反母趾対策

外反母趾の対策として重要なのはやはり

歩き方

です。

まずは足の指に力を入れて踏ん張ることを意識しながら立つことから。これを続けていると、足指の力の入れ方を感じることができます。

それができるようになったら歩く時に足指に力を入れて歩くようにします。この時、かかとから順に下ろしていくことを忘れないよう気を付けましょう。

正しく歩くためには、下半身と上半身も正しい位置にいなくてはいけません。体全体を使うように膝をしっかりまげて、歩きやすいスピードで歩きましょう。

歩幅は足一つ分が目安です。前に上半身が倒れないようにまっすぐ前を見て、首が前に出ないように注意します。かかとの内側と親指が1本の線を踏むようなイメージで歩きます。

歩き方に関しては一番簡単なのは

大股

です。

大股で歩くと自然と踵から地面に密着します。密着する事で歩きやすくなります。

外反母趾は女性に多いのですが、ヒールを履く事意外にもう一つ。

内股というのが原因としてあります。

内股になると小指重心になるのと、歩幅がとても小さくなります。これも外反母趾を助長する一つの要因です。

外反母趾改善のために正しい靴選びもはずせません。足指が自由に動き、あまり重過ぎない靴が最適です。

靴下も、履くならば5本指に分かれている靴下の方が、足指の感覚を感じやすいのでおすすめです。

他にもストレッチや対策は上記に載せていますので参考にして下さい。

子供の内から外反母趾対策

特に子どもの頃から予防しようと思うのなら、早いうちから対策を実践するのが良いでしょう。

靴やスリッパを履いて動くことが多い、靴下を履きっぱなしで生活をしている、などで昔に比べ現代人は足指の筋肉を使わない生活習慣に変わっており、その影響で子供の頃からの外反母趾が増えています。

家の中を裸足で歩かせたり、足元が不安定な砂場を裸足で遊ばせたりすることは外反母趾対策や浮足の予防にもなります。

大人も子供と一緒に砂場や裸足でいると筋力が自然とついていくのでおすすめですよ。

外反母趾が与える全身への影響

 

体の土台となる足のバランスが崩れてしまうと、そこから全身へ以下の様な影響がでてきます。

・O脚

・膝痛

・腰痛

・首、肩こり

・側弯症

・顎関節症

・自律神経失調症など

足元が崩れると上半身は全て崩れてしまいます。慢性的な肩こりや腰痛があるなら足元もきっちりと診る必要があります。

外反母趾や偏平足があり、上の様な症状があるなら考えてみて下さい。

まとめ

人の体も建物と同じように、土台があって真っ直ぐ立てているのです。

その土台となる足の部分に歪みやズレが出てしまうと、そのずれは全身のバランスを崩し次第にズレも大きくなります。

炎症を持った変形や重度に変形してしまった状態は時間がかかりますが、早期的に改善に取り組むことで変形を改善できる場合もあるため、 歩き方の見直しから取り組んでみて下さい。

特に子供さんの浮指、偏平足、外反母趾は早めに気づいてあげましょう。

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